頭、固いなぁ
色彩検定2級対策講座を受講中です。といっても受検するのではなく、対策講座を生徒様に
お伝えする側。そう講師としての学びです。
色の学びは多方面にわたって使える知識。
検定受検もその一つです。
確かな知識を身につけて、仕事や趣味、日々の生活に活かすのは、大切だと痛感しています。
この歳になって・・という表現は好きではないので、普段使わないようにしています。
が、実際、来月の誕生日には還暦をむかえるわけですから、周りから言われることも増えました。
そんな私が受講中の対策講座で、配色のことを学びました。
補色が2組(黄と青 赤と緑)使われているゴッホの花魁(おいらん)。
配色技法としてはテトラード配色。色数が大切な配色のひとつです。
日本人が書いたならば、もっと淡い色を使っていたかもしれません。という高田先生のコメントに大きくうなずきました。
実は本物を見たことがあります。2年前の2018年1月に京都で開催されていたゴッホ展に出品されていました。
その時のことを拙い短い文章で綴ったブログが出てきました。
目的だった作品を前にして、違和感を覚えたようです。そう、確かに違和感がありました。ブログにも書いていますが、花魁の髪色が茶色かったのです。
衣装や背景の色彩の多彩さに感激しつつ、髪色が気になったのを覚えています。
花魁を書いたのだから髪は黒くあるべきだと当時の私は思ったのでしょう。
既成概念を打ち捨てて、自由な発想ができる人でありたいと今さらながらに思いました。
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